「和而不同」(わじふどう)とは孔子の言葉に由来し「協調はするがむやみに同調することなく、それぞれが自らの考えと信念を持つ」という姿勢を表しています。日向商工会議所青年部(以下日向YEG)は、年齢も業種も経験も異なる多様なメンバーが集っており、その多様性こそが私たちの最大の強みです。互いの違いを認め合い、尊重し合いながら、地域を想う気持ち、仲間を想う気持ちという共通の軸で結ばれること。それこそが私たちのあるべき姿だと考えています。
また私たちは突出した誰かの力に頼るのではなく、会員一人ひとりがそれぞれの立場で現状より一歩を踏み出すことが大事です。その積み重ねこそが日向YEGの力となり、地域を動かす原動力となります。そのことを踏まえ本年度は会員一人ひとりが主役となり、参画する意義を実感できる日向YEGを目指します。
現在の日向YEGが活動する上での懸念事項は地域からの認知度の低さです。ここ数年SNSのフォロワーも増加しておりますが、フォロワーの構成比率を見ると他単会やOB・OGの先輩方などYEG関係者などが大半を占めており、私たちの活動を地域へ効果的に発信できていません。
そこで本年度は属性を意識したフォロワー倍増計画を実施し、魅せる発信を続け日向YEGの認知度を向上させます。
本年度は中期ビジョン「HYUGA PRIDE 2024-2026」の最終年度となります。この中期ビジョンは日向YEG創立40周年の際に策定したものであり、3つのアクションプランを柱に私たちが目指す団体の姿が書かれています。しかし中期ビジョンを策定した当時の先輩方も卒業しまた新入会員も増えたこともあり、この中期ビジョンが会員に浸透していないのが現状です。その原因は中期ビジョンの検証のための年度ごとの目標や施策、そしてその達成度を表す具体的な数値目標を設定できていなかったことにあります。本年度は2027年度から運用する中期ビジョンを新たに策定しますが、この反省を活かし日向YEGが目指すべき団体になるための具体的なステップ計画を作成し、未来の日向YEGの飛躍に繋げます。
日向YEGは、地域経済の担い手として常に「行動」を通じて地域と向き合ってきました。私たちが活動する日向市は、自然、文化、人の温かさに恵まれたまちであり、その魅力を次世代へとつないでいくことが、私たちの大切な使命です。
その象徴の一つが、毎年開催される「日向ひょっとこ夏祭り」です。日向市の夏を代表するこの祭りは、日向市内外から多くの人が集い、笑顔と活気があふれる貴重な交流の場です。日向YEGは、これまで継続して出店という形で祭りに関わり、地域の一員として祭りを支え、盛り上げる役割を果たしてきました。
これは単なる「恒例行事」ではなく、地域と共に歩む姿勢を示す大切な実践の場だと考えています。出店活動を通じて、会員同士の結束を高めるとともに、日向YEGの存在意義や魅力を多くの方に伝え、地域経済の活性化に少しでも貢献していきたいと考えています。
日向YEGは、これまで多くのOB・OGの先輩方によって築き上げられてきました。諸先輩方が積み重ねてこられた活動、地域への想い、そして仲間を大切にする姿勢が、現在の私たちの礎となっています。
毎年開催しているOB・OG交流会は、単なる懇親の場ではなく、日向YEGの歴史と未来をつなぐ大切な時間であると考えています。現役会員が、諸先輩方の経験や知恵、地域への想いに触れることで、自らの視野を広げ、YEG活動や自企業経営への学びを深める貴重な機会となっています。
本年度も、OB・OGの先輩方への感謝の気持ちを胸に、交流会を継続して開催いたします。日頃なかなかお伝えできない「ありがとうございます」という想いを、直接言葉にし、世代を超えたつながりを改めて実感できる場にしていきたいと考えています。
現在「物価高」「最低賃金の上昇」「働き手不足」「労働基準法の改定」など私たち経営者またそれに携わる者にとっては、会社を経営していくうえで避けては通れない課題が多くあり、目まぐるしく情勢が変化していく昨今では長期経営計画を策定していくのも困難な状況です。
しかし私は、このような先行きが見えにくい状況だからこそ、日向YEGの持つメリットを最大限に活かすべきだと考えています。日向YEGには、多種多様な業種のメンバーが在籍しており、それぞれが異なる視点、経験、強みを持っています。日々の何気ない交流の中にこそ、経営のヒントや課題解決の糸口、そして新たなビジネスチャンスが数多く存在しています。
一人では解決が難しい課題であっても、仲間と知恵を出し合い、情報を共有し、時には連携することで、乗り越えられる可能性は大きく広がります。YEGは、単なる人脈づくりの場ではなく、互いに学び合い、高め合い、支え合う経営者集団であるべきだと考えています。そのことを踏まえ本年度は会員の皆さんの満足度の高いビジネス講演会を実施します。
日向YEGの最大の魅力であり、また最大の力は、人と人とのつながりにあります。会員一人ひとりが出会い、語り合い、共に時間を過ごす中で育まれる信頼関係こそが、組織の活力の源です。世代や業種、経験の違いを越えて交流することで、これまで気づかなかった仲間の想いや価値観に触れ、新たな刺激や学びを得ることができます。その積み重ねが、会員一人ひとりの成長につながり、やがては日向YEG全体の結束力を高める力となります。
また、会員同士の交流は親睦にとどまるものではありません。仲間とのつながりの中から生まれる信頼や共感は、新たな挑戦への原動力となり、「この仲間となら前に進める」という確かな自信を育みます。仲間を知り、仲間を想い、仲間と共に歩む。その積み重ねを通じて、日向YEGがこれからも魅力あふれる組織であり続けるような交流の機会を創出し会員同士の絆を力へと変えてまいります。
現在日向YEGの会員の約55%は入会3年未満のメンバーであり、入会1年未満のメンバーはその半数を占めます。日向YEGの未来を担うのは、これから多くを学び、経験を積んでいくそんな新しい仲間たちです。アカデミー委員会は、入会1年未満のメンバーがYEGの活動を学び、仲間とのつながりを深めながら、安心して一歩を踏み出せる環境を整えるために設立された委員会であり、YEG活動の第一歩を、この委員会でしっかりと踏み出してもらいたいと考えています。
入会当初は、不安や戸惑いを感じる場面も少なくありません。だからこそアカデミー委員会では、YEGの基本を学ぶ機会はもちろん、先輩会員や同期との交流を通じて、「ここに居場所がある」と実感できる時間を大切にします。学びと交流をバランスよく重ねることで、YEG活動の楽しさや意義を感じ、自ら参画する意欲を育んでまいります。
また、この委員会は「教えられる場」であると同時に、「挑戦する場」でもあります。新しい視点や柔軟な発想は、組織に新たな風を吹き込みます。アカデミー委員会では、若い感性や率直な意見を尊重し、失敗を恐れずに挑戦できる経験を通じて、将来の日向YEGを支える人材の育成につなげてまいります。
2年連続で開催した日向YEGフェスは行政、地域住民の方々そして多くのご協賛企業様のご協力、ご理解をいただきながら市民の皆様とともに、賑わいを創出してまいりました。会員一人ひとりが力を合わせて取り組んだこの事業は、地域の方々とのつながりを深めると同時に、日向YEGの存在価値を改めて発信する貴重な機会となりました。
そして本年度においても、この流れを途切れさせることなく、日向YEGフェスを継続して開催いたします。継続することには大きな意味があります。積み重ねによって生まれる信頼、認知、そして期待に応える責任を胸に、これまでの経験を活かしながら、さらに魅力あるフェスへと進化させてまいります。
日向YEGフェスは、単なるイベントではありません。会員が一丸となって準備・運営に携わることで、組織の結束力を高め、次世代へとつながる経験と誇りを育む場でもあります。また、地域の方々、関係団体、企業の皆様と協力し合う中で、日向市というまちの可能性を再確認し、未来への希望を共有する場でありたいと考えています。
本年度のフェスでは、来場者にとっても、関わるすべての人にとっても心に残る時間となるよう、会員一人ひとりが主役となって挑戦してまいります。日向YEGフェスを通じて、地域に笑顔と活力を届けるとともに、日向YEGが地域に必要とされ、愛され続ける団体であることを行動で示してまいります。
私たち日向YEGの力は、会員一人ひとりの「小さな一歩」の積み重ねから生まれます。その一歩は決して目立つものではないかもしれません。しかし、仲間と手を取り合い、互いの違いを認め合いながら勇気を持って踏み出す一歩こそが、私たちの結束力となり、地域に確かな力を届ける原動力となります。会員全員が主役となり、挑戦し、学び、成長することで、日向YEGはより強く、より魅力ある団体へと進化していきます。
本年度、私たちは多様な考えや意見を尊重しながら、一人ひとりが自らの信念を胸に行動し一丸となって地域に笑顔と活力を届けるとともに新たな可能性を創造してまいります。
私たちの歩みは、決して一人では成し得ません。仲間と共に支え合い、学び合い、挑戦することで、大きな力となり、地域を動かすエネルギーとなります。
本年度は、会員の皆さん一人ひとりが主体的に参画し、日向YEGの価値をさらに高めていきたいと考えています。地域の未来は、私たち青年がデザインしなければいけません。地域から必要とされる価値の高い団体を目指して会員全員で邁進してまいりましょう。
| 年度 | 年代 | 氏 名 | 会社名 | 人数 | 主な事業 |
|---|---|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 第四十二代会長 | 鈴木 宝祥 | 有限会社丸一不動産 | 83名 | 日向YEGフェス 2026 日向YEGビジネスマッチングの構築 ブランディング・災害対策室の設置 |
| 令和6年度 | 第四十一代会長 | 三輪 洋巳 | 有限会社みやざき保険 | 69名 | 日向YEGフェス 2025 |
| 令和5年度 | 第四十代会長 | 鈴木 章仁 | 有限会社日向庭園管理センター | 70名 | 日向商工会議所青年部設立40周年記念事業 日向YEG中期ビジョン策定 子どもDIYフェスティバル |
| 令和4年度 | 第三十九代会長 | 中島 秀人 | ㈱サントップ | 79名 | ひむかいちフリーマーケット 防災キャンプ |
| 令和3年度 | 第三十八代会長 | 蛯原 朋也 | (有)えびはら商会 | 83名 | 宮崎県商工会議所青年部連合会会員大会(日向大会) |
| 令和2年度 | 第三十七代会長 | 佐藤 雅人 | ㈲佐藤プロパン店 | 97名 | 新型コロナウイルス対応 日向YEG初のWEBでの定例会を開催 災害時における青年会(3団体)の協力に関する協議 |
| 令和元年度 | 第三十六代会長 | 吉川 慎一郎 | 吉川塗装㈱ | 97名 | 観光交流事業 日向市長と語らう会 |
| 平成30年度 | 第三十五代会長 | 三輪 亮介 | 八興運輸㈱ | 99名 | 日本商工会議所青年部第38回全国大会 日本のひなたみやざき大会 |
| 平成29年度 | 第三十四代会長 | 中村 眞 | 中村眞税理士事務所 | 99名 | 防災かまどベンチ作り |
| 平成28年度 | 第三十三代会長 | 飯沼 智宏 | 上日向自動車(株) | 97名 | 日向こども雪まつり |
| 平成27年度 | 第三十二代会長 | 伊東 康弘 | ㈱伊東冷熱工業 | 103名 | ビジネスマッチング |
| 平成26年度 | 第三十一代会長 | 中村 芳樹 | ㈱大興不動産日向 | 107名 | 婚活事業「逢ってんパーティーひゅうがDE街コン」 |
| 平成25年度 | 第三十代会長 | 遠藤 隆司 | ㈱遠藤建設 | 88名 | 30周年記念事業 記念式典 講演会 祝賀会 講演テーマ「だから今、中国を語る」 |
| 平成24年度 | 第二十九代会長 | 甲斐 清悟 | かいぶんぐ | 93名 | 三遊亭歌之介落語講演会 |
| 平成23年度 | 第二十八代会長 | 尾上 善和 | (株)日向グリーンベルト | 94名 | 日向市制施行60周年記念事業 「タイムカプセル開封式典」 |
| 平成22年度 | 第二十七代会長 | 長平 芳典 | 長平商店 | 91名 | 宮崎県商青連第9回会員大会記念講演 「激動の転換期、これからの宮崎を熱く語る!」 県連会長、全国出向理事 |
| 平成21年度 | 第二十六代会長 | 寺尾 秀貴 | (有)バッケーロ | 92名 | 婚活事業「逢ってんコンカツ」 |
| 平成20年度 | 第二十五代会長 | 竹下和秀 | 吉原建設(株) | 86名 | 日向商工会議所青年部創立25周年記念事業 |
| 平成19年度 | 第二十四代会長 | 田崎 澄 | (有)天領うどん | 85名 | JA日向青年部との意見交換会 |
| 平成18年度 | 第二十三代会長 | 河野 豊 | 川長物産(資) | 86名 | 「願いが叶うクルスの海」移動写真展 |
| 平成17年度 | 第二十二代会長 | 金丸政司 | (有)金政工務店 | 90名 | 願いが叶うクルスの海 ステッカー |
| 平成16年度 | 第二十一代会長 | 田中一夫 | (資)マルナカ商事 | 90名 | クルスの海グッズについて |
| 平成15年度 | 第二十代会長 | 北御門 孝 | ザ・看板屋 クリエイト ミカド | 84名 | 日向商工会議所青年部創立20周年記念事業 堀之内九一郎講演会 |
| 平成14年度 | 第十九代会長 | 佐藤 友治 | アーク計画設計事務所 | 85名 | 「青年部設立10周年を実施して」 「これからの経営」 「街は舞台絵で7!日本は変わる」 「十街区パティオ事業と街づくり」 |
| 平成13年度 | 第十八代会長 | 黒木 嘉郎 | 木倉建設(株) | 83名 | 「動く」 講師 国見高校校長 小嶺 忠敏氏 |
| 平成12年度 | 第十七代会長 | 後藤憲一郎 | 東洋プロパン瓦斯㈱ | 80名 | 「人生の完全燃焼」 「桂 三扇 落語独演会」 |
| 平成11年度 | 第十六代会長 | 黒木 次男 | ビワキューくろぎ | 83名 | 環境問題講演会 |
| 平成10年度 | 第十五代会長 | 江川 昌義 | (株)江川商店 | 101名 | 日向商工会議所青年部15周年記念事業 梅原 司平コンサート |
| 平成9年度 | 第十四代会長 | 堀川 幸志 | (株)大幸 | 96名 | ロシアボリジョイサーカス公演 黒田の家臣周辺クリーン作戦 |
| 平成8年度 | 第十三代会長 | 安藤 友之 | 安藤会計士事務所 | 84名 | 三遊亭歌之介落語講演会 |
| 平成7年度 | 第十二代会長 | 石崎 久人 | 亀崎木工 | 79名 | 「三遊亭歌之介独演会」 塩見川クリーン作戦 |
| 平成6年度 | 第十一代会長 | 三輪 純司 | 八興運輸㈱ | 73名 | 塩見川クリーン作戦 |
| 平成5年度 | 第十代会長 | 竹下 勝文 | 吉原建設(株) | 85名 | 日向商工会議所青年部設立10周年記念事業 「不思議な風景」 後援者 椎名 眞 百済の里「西の正倉院五つの壁」 |
| 平成4年度 | 第九代会長 | 田﨑 辰郎 | まるたや | 96名 | 「よしもと新喜劇」 |
| 平成3年度 | 第八代会長 | 横川 雅美 | 横川製麺(有) | 104名 | 県商青連設立総会「因幡 晃コンサート」 |
| 平成2年度 | 第七代会長 | 秋田 浩二 | (株)アキタ製作所 | 100名 | 「ボリジョイ舞台サーカス」 全国商工会議所連合会 東南アジア経済視察2名参加 |
| 平成元年度 | 第六代会長 | 河野 稔 | (有)コロンブスかわの | 107名 | 文化振興事業の開始 「辻 久子バイオリンリサイタル」 |
| 昭和63年度 | 第五代会長 | 三輪 征司 | 八興運輸(株) | 129名 | 日向商工会議所青年部設立5周年記念事業 「一流と一流半の違い」 |
| 昭和62年度 | 第四代会長 | 原田 和明 | ㈱ハラダ | 101名 | 第7回九州ブロック商工会議所 青年部運営研究会(九州ブロック大会) |
| 昭和61年度 | 第三代会長 | 黒木 幸紀 | 木倉建設(株) | 101名 | 日向市議会議員の定数削減 青年部外9団体により陳情 |
| 昭和60年度 | 第二代会長 | 川越 一文 | 上日向自動車(株) | 104名 | タイムカプセル事業 |
| 昭和59年度 | 第一代会長 | 高木 亮輔 | (株)マルイチ | 98名 | 日向商工会議所青年部設立総会 |